【息子のおはなし】花を育て成長したなと感じたとき
おはようございますです。
毎週のように競馬の予想しか書けておりませんが、今日は息子がすごい成長してるんだなと思ったおはなしになります。
息子は今年から幼稚園に通っていてもうすぐ4歳になります。
夏休み前に幼稚園で使用していたプラスチック製の鉢植えを持って帰って来ました。
(小学生があさがおを育てるアレです。)
幼稚園で育てていたのも何だかわからなかったのですが、息子含め園児みんなの鉢植えには雑草の様なものが2、3本出ているだけでした。
夏休み前になり、『自宅で鉢植えを保管して下さい。来年また使います。』と言われましたので、自宅にあった百日草の種を植えてみました。
毎日の様に水をあげておりました。
そうすると、芽が出てきました。
もちろん大喜びです。
嬉しくて、興奮して水をたくさんあげようとしますので、しっかりと説明して諭す毎日が続きました。
そんな中、芽は少しずつ増えていき大きくなっていきました。
夏休み中は花は咲かなかったと記憶していますが10本程度が大きく成長して茎も大きくなってくれました。
幼稚園が始まってからも息子は幼稚園から帰って来ると毎日水をあげ、しゃがんでおはなししておりました。
そんな9月中旬、1つに花が咲きました。
オレンジ色の花でした。
その日は幼稚園に行く前に見つけて幼稚園に間に合うギリギリまで見ていました。
幼稚園から帰って来てから30分くらいずっとしゃがんで、またおはなししておりました。
あれを見て自分は、『息子すげーなっ。』って本気で思いました。
お恥ずかしい話、自分は43年生きてきた中で花を育てたという事が記憶に無いんです。
おはなしだけならまだしも、じーっと見ている時もあるんです。
水をあげた後のすぐは絶対に話しかけていません。
『お花がご飯を食べているから静かにしてる』と言っておりました。
この感性は自分には到底持ち合わせておりません。
(無論、嫁さんも持ち合わせておりません。)
小さい頃に一つの事をやらせて結果を出させる体験って大事なんだと痛感しました。
その後も花はたくさん咲いてくれました。
時は流れ10月17日の日曜日。
朝から風が本当に強くて家の中にいても風の音が聞こえて来ました。
11:30頃に息子がじいじとばあばと遊ぶと言うので、実家に行こうと車を出すのに準備をしていると、強風と雨の中、外で息子がずっと立っているのです。
『濡れちゃうよ!』と言うと、『風がすごいから守らないと。』と言って自分が鉢植えの強風の盾になっていました。
そう言われハッとしてすぐに玄関にしまってあげました。
花もだいぶ枯れてしまい、キレイに咲いているのは数少なくなってきてしまいましたが、息子のその優しさというか本人としては当たり前に行った純粋な行動に、自分は心がやられてしまいました。
そしてそのまま玄関に鉢植えを置き、そのまま息子を抱えて二階のベッドでプロレスを始めました。
えっ?
何で二階でプロレスかって?
自分がポロッと流した涙がバレないよう、プロレス技を仕掛けている間に後ろ側で涙を拭うためです。
小さい子供達って大人の自分達の何倍も速い速度で時が経っているんでしょうね。
色々な事を感じて、その思いを行動にすぐに出来てしまいます。
成長はあっという間です。
しっかり見逃さずに成長を見届けたいと思った1日でした。
最後に日曜日に助けた鉢植えを載せておきます。
息子が守ってくれたので、まだ踏ん張ってキレイな花を咲かせております。
枯れてしまう最後まで息子と見届けたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。