【松坂大輔引退登板21/10/19】
こんにちはです。
プロ野球、西武ライオンズの松坂大輔投手が引退会見をして引退登板しました。
投げた全5球、120キロに届きませんでした。
自分は43歳で松坂投手の2つか3つ上だと思います。
自分も高校野球をやっていましたので甲子園での松坂投手にはテレビに釘付けにされた事、今でもしっかり記憶に残っております。
松坂投手3年生の夏の甲子園での準々決勝での死闘、準決勝での奇跡の大逆転を呼び起こす登板、そしてノーヒットノーランの決勝、もう松坂投手の為に用意されていたのではないかと思えるくらいの物語でした。
あのストレートと高速スライダー、高校生に打てるわけがないと自分でも思えましたから。
その後、高卒で西武ライオンズに入団、初登板で日本ハムファイターズの強打者片岡選手への渾身の高めのストレートで空振りを取ったあの場面、何十回テレビでも見たことか。
そして大打者イチロー選手との対戦、そしてあの名言。
『今日で自信が確信に変わりました』
自分もちょくちょく使ってみましたが最終的にはただの自信過剰なおバカ野郎で終わりました。
何はともあれ、横浜高校、西武ライオンズ、WBC日本代表、レッドソックスと野球界で突っ走った松坂大輔と同じ時を生きて見られた事は自分にとって幸運だったと思います。
日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手の引退の時にも、栗山監督、梨田前監督、そしてソフトバンクホークス王会長と3人が同じ事を言っておりました。
『プロ野球人生よりもこれからの人生の方が長い。これからの長い人生を、プロ野球人生を超えるような形で第二の人生を送って欲しい』と。
本当にその通りだと思います。
プロ野球選手になって引退セレモニーを行ってもらえる方々って本当、本当に一握りですよね。
それと同じように第二の人生でプロ野球に携われる方々も一握りだと思います。
ですが、プロ野球ではなく、野球に携わっていくのはたくさんの引退された選手でも携われると思います。
野球がどうしても下火になって来ている昨今、どうか野球界を盛り上げてもらえるような第二の人生を願っています。
会見では投げたくない、見せたくない、1球で仕留めて欲しい様な事も言っておりましたが、これだけ投げられない自分とピーク時の自分との差に対する葛藤は凄まじかったと思います。
何だか完全に平成が終わった様に感じた1日になりました。
最後に松坂大輔投手。
本当にプロ野球生活23年間、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
まずはゆっくり休んでください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。