【嫁のおはなし】嫁さんの手術
こんにちはです。
先日ちょろっと書いたのですが、今週の水曜日から嫁さんが手術のため入院することになりました。
2020年の3月に婦人系の病気、『高度異形成(CIN3)』と診断されて手術で切除した方がいいと言う話になったのですが、コロナの影響もあり病院も慌ただしく、先生とも相談して細胞検査をしながら問題が無かったので手術を延期しておりました。
しかしコロナがなかなか収束せず、4月から下の息子も幼稚園に通うこともあり、コロナ禍ではありますが3月下旬に『円錐切除術』という術式にて手術を行いました。
そして手術は無事成功しました。
下の息子は、まだ幼い中で母親と1週間以上会えませんでしたが一生懸命がんばって我慢してくれました。
しかし術後の診察で切除した細胞からがんが見つかりました。
今までも何度も細胞を取って検査していたので信じられませんでした。
まさかの事で、自分も仕事中にLINEで内容を見た瞬間に、思わずその場で電話するくらい焦ってしまいました。
その後説明を受けに行き、要は『子宮頸がん』に発展してしまっていて、微小浸潤がん、ステージⅠでⅠA期という一番初期段階とのことでした。
今回の手術内容は命の安全を最優先に『子宮全摘出』にてがんの元を取り除くということでした。
まずは説明を聞いて帰宅したのですが、嫁さんは子宮全摘出に難色を示しておりました。
男の自分からしたら、〈何で?命の方が大事だろう?リスクから言っても全摘出した方がどう考えてもいいだろう?〉と心の中で思いました。
自分は迷わずに万が一のリスクを考え、もう出産の予定もないし、子供二人もまだ小さので出来る限り夫婦で長生きしたいと思っていますので、全摘出一択でした。
ただ女性にしかわからない感情を男の自分にはわかるわけもありませんのでゆっくり考えて次回の診察まで待ちました。
診察当日、悩んでいる嫁さんに先生が「子宮は子供を産むための場所だから産まなくなったら取っても平気だよ。」的な少し過激にも聞こえる発言?ではありましたが、嫁さんの全摘出への気持ちに背中を押してくれました。
本日嫁さんは、入院前のPCR検査に行っています。
その後、入院中に世話になる実家に洋服などの荷物を運びます。
今回の手術中は自分が家にいるので、下の息子の幼稚園の送迎、上の娘の習い事の送迎などは問題ありませんし、嫁さんの手術、及び入退院もしっかりフォロー出来ます。
後は嫁さんがいつも行っている見えていない家事をしっかり勉強させていただき経験させていただきます。
コロナ禍の為、面会も自分しか出来ません。
嫁さんの代わりにはなれませんが、娘、息子と無事に嫁さんが帰って来るのを待ちながら、二人の子供の成長を見守りたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。