終わりなき旅

【夢見てた未来はそれほど離れちゃいない】と信じながら、子供達の成長記録、趣味のことや投資について書いていきます。

節分のおもひで

こんにちはです。

 

すっごい後出しじゃんけんですが、先日の3日は節分でしたね。

自分が子供の頃は節分というと、【豆まき】がメイン行事でした。

それが段々と少子化のせいでしょうかね。

外で大きな声で『鬼は~外!福は~内!』なんてしようものなら近所迷惑呼ばわりされてしまう時代ですからね。

 

そして今では【恵方巻】という新興勢力が加わってきたと思ったら、あたかも昔からあったような顔で君臨しておりますね。

もはや一般家庭では豆まきより恵方巻の方が節分と結びつきが強いのではないでしょうか。

 

恵方巻が全国区になったのは15年くらい前ですかね。

ちょっと昔話になりますが、自分がいた食品会社では恵方巻の具材を某大手コンビニの加工センターへ供給していた時期がありました。

『味付かんぴょう』なんですがね。

普通、のり巻きに使うのりの長さって18㎝なんです。

それなので巻芯(のり巻きの具材)は全て18㎝カットにして供給するのが当たり前でした。

しかし某大手コンビニはなんと4㎝カットした原料で入って来るんです。

 

なぜか・・・

 

のり巻きにした時に18㎝で1本の場合、食べている時に噛み切れずにかんぴょうが全て抜けてしまう可能性が高いからです。

それはお客様の満足に繋がらないという事でした。

4㎝カット×4つを入れる事により、噛み切れなくても4㎝分だけで、その後食べる際にはかんぴょうも入っており具材のバランスを保てるとの見解でした。

 

しかし相手は某大手コンビニ。

まだ恵方巻が全国区になったばかりで、どこもかしこも方位磁石を付けてみたり、あの手この手でここぞとばかりに、この1日にどれだけ売上を作れるかに躍起になっている時代でした。

ちなみに、廃棄問題はここ数年まではあまり問題になりませんでしたが、噂では本当に相当の廃棄量が出ていたと聞いております。

 

あの頃はとにかく予約だけでも凄くて24時間稼働しても間に合わない状況でした。

そこに、某大手コンビニ側の原料供給の方が原料を切らしたりして2/2の朝一でその工場に応援に行くと敷地内に50台以上の赤帽が待機しておりました。

原料供給側の負担ですが赤帽50台以上って時点でもはや利益どころの話ではなく大赤字を喰らっていたと思います。

 

あの時は友人が工場長だった工場でしたので、自分は手伝う側でしたが、本人は死にそうな顔になっていました。

(これは自分もそうですが、某大手コンビニ相手にすると工場長だった自分達の寿命は間違いなく10年は削られていると思います。)

とにかく、最後は供給責任、供給責任で来ますから。

 

そんなのを3年くらいやったでしょうか。

最後はコストが合わなくなり、中国での製造になって切られてしまいましたが。

 

しかし、1年で1週間だけ忙しい生産管理ではさすがに管理の方が大変で、なくなって正解だったのではないかと今でも四皇達の間では話しております。

 

今回の工場長は下記にある過去記事に出て来る工場長Dで自分の同期になります。

自分と同じで今は退職し実家の農家を継いでおりますが、毎月の様に一緒にゴルフに行く仲であり大人になってからの親友であります。

 

natsunooto.hatenablog.jp

話は豆まきの思い出に戻りますが、娘が年少くらいの時に初めて豆まきを外でした際に、自分がバカでっかい声で「鬼は~外、福は~内。」と叫んだら、娘は怒られたと思って大泣きしました。

それ以来、娘は豆まきがトラウマのようです。。。

これは、父親の自分の責任です。。。。。

 

そして今回、恵方巻をスーパーで購入しようと思いましたが、どれもこれも、なかなかな値段で来ますね。

年に1回だから利益率半端ないですね。

娘は卵アレルギー、嫁さんはイクラアレルギー、自分は生エビでアレルギー反応が出てしまい、結果どの組み合わせにも玉子が入っているので納豆巻をチョイスしました。

 

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我が家の息子に説明すると北北西を向いて黙々と納豆巻を食べておりました。

※この後、家の中で勝手にガチで豆まきをして、ガチの鬼嫁に怒られたのは名誉の為に黙っておきますね。

 

本日も最後まで読んでいただきまして誠にありがとうございます。